『値段の割には大した内容ではない』何切るの宝庫。元来からの著者の一貫した、所詮麻雀とは何を切るかを考えているゲームだ、というのが良く分かる。著者はセオリーだとしている項目も、個人差はあるがあながち信用出来かねる部分もある。麻雀はセオリーを見付けるゲームに非ず、定説、定理をもって臨むものなり。そこの部分に気付いている者は読まなくてもいいだろう。初級の方なら為にはなる。